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富岡製糸場にいってきました

昨日は、わけがあって世界遺産の富岡製糸場へ行ってきました。日本近代化の夜明けの文化

遺産です。明治5年殖産興業政策を掲げた明治政府の取り組んだのは、輸出品の要であった

生糸の品質改良と大量生産を可能とする機械製糸工場の導入と推進でした。

当時の世界一の規模の工場群は今見ても立派です。大隈重信や渋沢栄一らが発案し、フランス

の技術を導入して作った今でいう公共事業です。女工さんたちが並んで繭を茹でで絹を巻き

取る釜のようなものが、当時150が世界最大であった時に、300もの釜を作ったのですから、

驚きです。当時の新進気鋭の政治家、経済人はスケールが大きかったなと思います。

もう一つ、感心したのは、全国から15歳から15歳までの、学のある女性を全国から集めた

といいます。それは彼女たちが技術習得後、全国に戻って、それぞれの地もとで先生となって

後進の女工さんを教える役目を負ったという事です。

そんな仕組みをはじめから考えた人は偉いですね。私たちの栄養士さんも、調理師さんも

自分の得た知識や技術を後進に伝える、そんな気持ちで毎日の仕事をやれれば、もっと楽しく

なる気がいたします。

 

 

 

軽井沢にも足を延ばしました。軽井沢銀座は、すごい人だかりですね。中国の方も多いの

かな、乗っ取られちゃいそうですね。元気です。

室生犀星記念館へ行きましたが、改修工事で閉館していました、残念なことでした。室生犀星

の詩は、ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの……が有名ですが、いくつか

好きな詩があります。

「壁上哀歌」
夜ひとり、 空になみだのしめやかに /  かげひくごとくすぎされり。
おもひでは草にながるる月に燃え  /  草はさあをにむせびけり。
ああ、 かの月のけむれるをさし入れ  /  しづかにも消えさるかげをうたひいづ。
うたひつかれてかへりくる  /  過ぎこしかたのかもめどり。
かもめはわかくすずしげに  /  空のとほきにすぎされり。

「埃の中」
或日通りを眺めてゐたりしに  /  一列の楽隊の過ぎ行けり。
そのあとに群れたる子供ら尾き行き  /  我が子の姿も打交りたり、
かくて彼女は埃の中を行き  /  自ら時の過ぐるを知らず、
その虹の燃ゆるがごとき  /  逞しき埃の中に成人す。
 

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