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ISO9001の考え方を皆で学びました。
昨日は、終日幹部研修をやりました。同時に管理栄養士研修も実施しました。皆でISOの手法を
学び、業務にいかしていこうとする研修です。
冒頭私の方から、導入の経緯を話しました。以前ある方と話していて、まだ従業員の定着が悪い、
どうしてかと聞いていくと、上司が話を聞いてくれないとか、人によっていうことが違うとか、
言った言わないといったトラブルも多いという事を言っていました。また、お客さんとも、アレルギー
の対応でどこまでやったらよいのかがあたふたしたり、クレーム対応で原因を探ろうとも、誰が
いつどうしたなどがあやふやで原因が突き止められないなどのことがあったり、またお客さんとも
言った言わないなどのトラブルがあるという事も聞きました。
私の師匠筋にこの話をしたら、それは業務の仕組みができていないからだ、役割と責任がはっきりして
いないからだ、必要な記録を残す取り決めができていないからだ、ということを一喝されました。
ISOの手法を学ぶことが手っ取り早いよという事も聞きました。

昔、工場でISOの認証をとったことがありました。とることが目的で自分たちのものになっておらず、
費用ばかりかかって、日常にいかせないという思いがありました。製造業だけのものと思っていました。
ISOは製造業だけのものではないといわれました。よく現場の声を聞いていくと、誰がやるかよくわから
ない、誰に相談したらよいかわからないとか、頼んだことが伝わらないとか、役割分担がしっかりして
いないとか、しっかりしていないから、人に言われないと動かないとか、いろいろなトラブルが上がって
きます。決め事や仕組みがなくて右往左往している、誰もが自信なくやっている姿が浮かんできます。
今一番の喫緊の課題が、皆が自信を持って仕事が進められるように、業務のやり方を決めること、
役割と責任をはっきりすること。それができれば皆が自信を持って新人の教育にも携われるように
なるだろうということ。そしてなによりも、自分たちがその決め事に沿って自律的に動けるようになること、
決め事をブラッシュアップをすることで改善を継続して行けることなどを考え、皆でやることにしました。
意図が伝わったでしょうか。


お客様第一の方針で行っている給食会社はこちら⇒


講義は、素晴らしく分かり易いものでした。昔、うんうん言って自分たちで品質マニュアルの文章を
考え、業務の流れを作ったのとは違います。実践ですぐ使えるような工夫をされていました。
私も、家に戻って早速自分の見直しの部分の、品質方針を見直しました。
品質目標を立てる三つの方針は次のようにしました。
・経営基盤の確立…予算の達成と業務フローの確立
・顧客満足の向上…Happy Dining活動の推進
・商品・サービス品質の向上…業界No.1の取り組みを磨く
としました。部門長がどういう作戦を展開してくれるか楽しみです。
 
- | 07:43 | - | -
ひと時さいて、子に耳を、今日、今、傾けよう。
昨日は、以前から進めている、多様な雇用形態に対応した人事制度の打ち合わせをしました。子育てや
介護をする人にやさしくずっと働き続けてほしいという思いで、第一弾の施策がまとまりました。
説明会をやりますが、その序文です。
「アルスでは女性社員が多く、育児に配慮した制度が求められている。また、今後、団塊の世代の高齢化
により、介護必要社が増えることが想定される。その時に介護者となる、団塊ジュニア世代は、管理職
であるケースが多く、管理職が、辞めるか給食するとなっては、会社としても相当な痛手だ。辞める
給食するのではなく、働きながら、という選択肢をつくる必要がある。さらには、採用しやすい、定着
しやすい体制をつくることにより、求人コスト、教育コストを抑えることができ、現社員の長時間労働
是正にもつなげられることが期待できる。」
時代に合わせていろいろ考えていきます。うまくいくと良いですね。

これも用意していた、介護向けの人材紹介の事業もまとまってきました。人の件で困っているお客様の
アフターフォローの一つとして活用できたら素晴らしいと思っています。まずはマーケッティングの基本で
私どもの拠点や介護事業所の近くから始め、成功事例をいくつか作っていくことを目指します。
私どもの特長として、私ども自身が介護施設を運営していることもあり、未経験者で今後介護の資格も
とっていきたいという人に対して、私どもの費用で基礎研修や体験を組み入れて、必要な人材を育て、紹介
していくことを取り入れて行くことを考えました。独自のサービスでお役に立てることを期待しています。

 介護と食事を一緒に提供できるのはアルスだけ

夜に、社員の方とあいお話を聞きました。私どもの会社は、いろいろ上司に相談する、それをしっかり
受け止めてくれなかったり、理由もなく無視されたり、却下されて納得がいかなかったときは、その上の
上司に飛び越えて言ってもよい、もしその上司も取り上げてくれなかったら、社長にいってよい。
もしくは、社内に相談ができないなら、相談窓口に設定している、弁護士さんに直接話す、ということを
決めています。ですから理不尽なこと、職場のいざこざ、ハラスメント関係などでいえないことがあった
ら、遠慮せずにどんどん言ってきてほしいと思います。上司も、都合の悪いことでも、無視したり、
理由もなく拒絶したり、細かい意見でもバカにしないで取り上げてほしいと思います。
職場の問題を一つ一つ取り上げ、それに誠意を持って正対し、一つ一つ解決していくことこそ我々の掲げる
職場の環境整備にほかならないのですから。
ものを言ってくれる人は、社長に話すには、一大決心をしていってきてくれているのだと思います。
作者不詳の箴言が頭をよぎります。
「ひと時さいて子に耳を、今日、今、この日傾けよう。心尽くして子供らが語りかけているその声に。
たとえ、何かをしていても、今日こそ耳を澄まさねば、子らはかき消え親に向け、耳傾けることはない。
耳傾けよう、その悩み、耳を澄まそう、その求め。ほめたたえようその勝利。たとえささやかなるもの
小さな行い一つでも。心くつろぐおしゃべりを、笑いをさらにふくらませ、子らの心を探り当て、
子らの求めを見出そう。
叱るときでも手に触れて、「すべてはきっとうまくいく、明日は今日よりすばらしく」こう子らに伝えよう。
ひと時さいて子に耳を、今日、今、この日傾けよう。心つくして子供らが語りかけてるその声に。
たとえ何かをしていても、今日こそ耳を澄ますなら、子らは戻りて親の声、心傾け聞くだろう。』
 
- | 06:41 | - | -
親父さん、お袋さんから教えられたことは何ですか?
昨日は、来年に入ってくる新卒の人の面接をしました。とても素直な皆さんで、一番遠くは
山形からわざわざ来てくれました。嬉しいですね。面接をしていて、どうしてアルスを見つけて
くれたのと聞くと、ちゃんと山形の専門学校まで会社の求人票がいっているのですね。そして
どうしてアルスを受けようと思ったのと聞くと、会社説明会にいったとき、とてもアットホームな
会社の印象を受け、そんな中で働いてみたいと思ったという人が何人かおられました。
有り難いし、総務のメンバーの頑張りも伝わってきます。
今年は新しい布陣で面接をしました。給食事業に携わる若手中堅のメンバーで一時面接(グループ
ディスカッション)をやり、二次面接では商品企画や介護の部長さんも交えてやりました。違う
視点や質問が出て楽しかったです。

それは、あなたはお父さんから教えられたこと、かけられた言葉などで印象にのこっているのは
何ですか、お母さんからは?という質問でした。急に質問されてもなかなか答えられないで、
返答に困っている人もいました。その姿を見て自分ならどう答えるのだろうな、と思いました。
おまえの親父は武士(サムライ)のような人だぞ、と言われたことがあります。小さい時は家から放り
出されたりこわい親父でした。普段は忙しくて、家では無口であまり言葉を交わすことはありません
でした。中学の時に、英会話でもやろうかなと言ったら、自分のやってきたテキストと入門用カセット
をくれました。自分でも風呂に入るとき以外は別の英会話カセットを聞いていました。やれとは
言わないで自分のやっている姿を見せていたのだと思います。社会人になってゴルフをやろうかなと
いうと、ゴルフの入門の本をどさっと持ってきて渡してくれました。その本をあけるとポイントの
ところにびっちりと線が引いてありました。公務員を勤め上げ、60歳をすぎてある製薬会社に移った
ときも、東京と大阪を行ったり来たりしていましたが、大阪の宿舎にとめてもらったとき、本棚に
びっしり、まったく門外漢の分野のチャート式化学などといった昔の受験参考書をはじめ基礎を
学ぶための本が並んでいました。そこにもびっしりと線がひかれていて頭が下がりました。
会社を80歳でやめて私の近くに住まいを移したのですが、日曜日など時々すれ違う、どこへ行くのと
聞くと、ちょっとそこまで、といってさっと通り過ぎる。お袋にどこにいっているのと聞くと、
英会話を習いにいっている、とかカンツォーネを習いにいっているという。
そんな親父から教えられたのは、いつまでも学ぶ姿勢かなと思います。

 チャート式、たしか昔はこんな表紙でしたね。

親父さん、お袋さんのことは、身近なものでほとんど意識していないものですが、思い出させてくれ
ました。東井義雄さんの詩というか箴言を思い出しました。
「すばらしいものの中にいても」
意味というものは / こちらが読み取るものだ / ねうちというものは /
こちらが発見するものだ / すばらしいものの中にいても / 意味が読み取れず /
ねうちが発見できないなら / 瓦礫の中にいるようなものだ

 給食を新しくしたいと考えている方はこちらから⇒
- | 06:10 | - | -
失敗から学べる組織にしよう!
昨日は、投資でもっているワンルームマンションの総会にいってきました。一年間の何もやらない
理事長薬を仰せつかっていたのです。14年がたちそろそろ大規模修繕の時期が来ています。
何でもがたがくるので、日ごろのメンテナンスが大切だという事です。人間の体も一緒です。

一体感が会社をつぶす(秋山進著)という本を読みました。今までよいとされてきた一体感や仲間意識を
見直してみましょうよ、という事を言われています。
その中に特定の目的に向けて、特定の制約条件の中で最適と思われる方式を試してみて、それがダメだった
らさっさとかえる勇気があることが大人の組織とありました。「組織も人も良く間違う」のです。
間違ったら、そこから学ぶべきことを学んで、やめるべきは早期にやめる。失敗をなかったことにして
うやむやにすると何も学べません。総括することなしに知恵は生まれないのです。
失敗をうやむやにしてしまう理由は、これまでは失敗したら出世がなくなったからです。新しいことを
やることを求められ、仮にその人が失敗しても次にいかす知恵と個人と組織の両方が蓄積していくことが
目的合理的な思考行動になります。失敗が普通にあることを前提にしたわ組織、その失敗から学べる組織
が大人の組織だといわれるのです。
私達にひきつけて考えると、失敗やミスをうやむやにすることはないか?失敗を藩に隠すことはないか、
失敗やミスに誠意を尽くして、よくいわれる何故を五回くらい繰り返して、次につながることを考察する
ことです。ざっくばらんに皆で失敗を話し合える、あえて波風を立てる組織をつくることです。臭いものに
ふたでは、疑心暗鬼の組織ができてしまいます。



ロックの歴史(中山康樹著)を読みました。ビートルズ以降のロックの歴史を新しい視点で整理してくれて
います。私の大好きで良く聞いた、ザ・バンドやレオン・ラッセルなどが取り上げられており、それらが
スーパースターの影に隠れてはいましたが(もっとも彼らもスーパースターでしたが)、歴史の転換点に
立っていたという事が語られていてうれしくなりました。
一方に傾くと、その反対のものが生まれてくる、それを統合するものが生まれてくる。ヘーゲルの言う正反合
がここでも繰り返されているのです。テクノ技術と泥臭いロックの統合がザ・バンドであり、ブルースなど
を含めた統合がレオン・ラッセル、デラニー&ボニーといった面々だったのですね。
- | 07:02 | - | -
目標設定は、すぐ自分が実行できることを書く。
昨日は、会社によってたまっていた書類などを見ました。皆さんに返事をしなければならない、
私の役割と目標=月次報告を遅まきながら見て、コメントをしました。一人一人真剣に書いて
くれているので、こちらも真剣に見ているつもりです。
やはり、どんな小さなことでも自分で立てた具体的なことが書かれていると見ていてわくわく
してきます。楽しくないのは、自分でできることではなく、総花的なことが目標になっている
ようなシートです。部署のスキルをあげて残業を減らすとか、遅配膳をなくすとか書かれていると
よくわからない。自分だけでできる目標ではないだろうできないだろう、どんな話し合いがあった
のだろう。耳触りの良いことだけ書いているのではないだろうか、などと思ってしまいます。
残業を減らすでも、自分はここが遅いから、このスキルをあげて、先月の残業32時間を一日30分
減らして22時間にするなどと書かれていると、身を乗り出してしまいます。
自分のことは書かないで人のことばかり書いている人もいます。ちょっと違う。

  幸公園イベントの仕込み

9月から書式を変えることにして、今何人かの人に見てもらっています。昨日は、シートの裏に、
目標設定のポイントを書きました。
・思いが伝わるように手書きでやる  
・自分がやることを書く、人がやることやらせることはかかない  
・やったかやらなかったが明確になるものを書く  
・即実行できるものを書く。
・掛け声だけでなく、具体的な行動目標を書く  
・実現可能なもの(しかし低い目標でないもの)
といったことを理念や活動方針に沿っていることとともに加えました。

 

昨日は、夏祭りの絶好日和でしたね。給食のお客様のお手伝いで恒例の川崎幸公園での納涼祭に、
協力出展して、近隣の皆さんに楽しんでいただきました。
介護では、私どものスマイル・メゾンの屋上から隅田川の花火が見えるというので、ご利用者さんと、
そのご家族、関係者の皆さんと一緒に楽しみました。スカイツリーと花火、何とも風情のあるもの
でした。焼きそばとたこやき、フランクフルトなどと出しました。ご利用者の方々に喜んでいただけ
ました。私どもにとっても、店舗運営部・商品企画部・介護運営部が一体となった取り組みです。
来年はもっと部署の壁が取り払われ、相互協力体制ができれば鬼に金棒です。

 イベントに協力する給食会社はこちらから⇒
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