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治にいて乱を忘れず、の意味が分かりました

昨日は、紹介された人とお会いし、明日からの開店状況を聞いていました。報連相がない

ところが気になります。皆さんがそれぞれ心配しているのですから、心配してくれている

人に思いを巡らし、タイミングよく報連相できるというのは、人の気持ちが分かっている

人です。逆に報連相ができないというのは、人の気持ちを読み取れない自分勝手な人かも

しれません。

 

月末なので、今月あった会議での気になるところなどレビューしていました。チーフ会議では、

ある事業所が献立を変える目標を立てていますが、目的と目標がぶれていることが気になりました。

担当者はパソコンを変えるので献立もかえると言っていました。私どもの狙いは、献立を変える

事により、生産性を高めて利益を上げる。今いる社員3人の仕事を拡大して、周辺の事業所に

栄養士・調理師を派遣するなどして、周辺の事業所も含め全体で利益を出していくというのが

目的で、その為に修正シフトやそれに伴う予想損益計算書などで目標を作っておかなければなり

ません。SVも入り、一緒に目標づくりをしておかないとぶれてしまいますね。

もう一つは、ある事業所では人がいなくて献立を変えていくという目標を立てていたのですが、

人が補充できたので、とりあえず目標変更で献立はいじらない、ということにしたという報告が

ありました。危ないなと感じました。たまたま人がきてくれたが、今後欠員が出たらすぐには補充

は難しい。将来と今の労働環境を考えたら、今何をやっておかなければならないか、考えどころです。

いい時にこそ、将来を考えて手を打っていくべきです。人が揃ったときにこそ、SVは将来を

見据え、人が少なくて済む献立に変更していくべきだと考えます。

「治にいて乱を忘れず」この言葉を素晴らしい経営者が座右の銘にしていることを聞きます。

良い時に、悪いことを忘れずに手を打つということだと得心しました。

 

 若き日の松下幸之助さん

 

下の娘のちびちゃんが来ていて仕事になりません。私の部屋には、いろいろ楽しいものがあるのを

見つけてしまいました。フォルクスワーゲン型のマウスがあったり、くるくる回る椅子があったり、

高さを調節できる机があったり、天井にシーリングファンがついていたり、ウクレレもあったりで

見たことがないものが一杯です。子育ては大変ですね。お母さんの努力に感心します。

 

- | 07:15 | comments(0) | -
はっきり主張する。泣き寝入りはしない。

昨日は、五件のオープンが迫っているので、予定を入れないでおきました。皆さん出払って

いますが、皆さんが忙しい時は、私が意外に暇だということが分かりました。有り難いことです。

いろいろなことが起ります。

懸案の、ある病院の再契約交渉ですが、献立作成権の帰属についてもめていましたが、急転直下、

先方に実質移っていた献立権が私どもに戻ることになりました。今までの混乱は何だったので

しょう。先方窓口の話は、病院や施設の機関決定なのか、単なるお金に関係していない栄養科

の希望なのかを見極めなければならないということです。私どもは会社対会社のお付き合いを

させて頂いているのです、栄養科の下請けではありません。何よりも大切なのは、タイミングを

逃さず、はっきり自分たちの考えを主張するということです。泣き寝入りはいけません。

その事業所の献立権の推移をみて、献立作成に長けた栄養士の配置をするかしないかを見ていま

したが、献立権が戻ったことで、本人納得のうえで異動をかけることとしました。一段落です。

 

来月からの、パート研修の私の部分のシナリオを考えて入稿しました。その過程で総務の方から、

ここ二年で入社してくれたパートさんで、一年もたずにやめてしまった人の数が出てきて、退職率

を出してもらいました。こちらが問題だなと思う事業所が、やはり退職率が悪い。半径10mの

職場環境に問題があるということが、はっきり証明されます。シナリオにいれました。

調理師・栄養士研修会のことも話しました。より皆さんに興味を持ってもらい、成果をもって

もらうにはどうしたらよいか考えています。今度やるパート研修も、パートさんを出席させるために

社員は出られないことを考慮して、パートさん向け研修+αを社員全員に受けてもらうことと

しました。楽しいね。最終回は、行事食のコンテストをやろうなどという案もでました。乞うご期待。

 

 昨年のパートさん研修会の一コマ。

昨年は、頑張っている皆さんにお礼と、なかなかお伺いできないお詫びに回りました。

 

これからの安全衛生体制も考えました。今、大手給食会社で安全衛生室長の歴任された方に、

アドバイザーをお願いしています。そのアドバイザーに聞く体制を作り、実際に現場に動きまわって

問題を解決する担当というか、安全衛生SVをおくこと考えています。事が起ったら、運営SVや

社長の依頼で現場に飛んでいって問題を解決する役目です。学術的バックグラウンドやエビデンス

などは、アドバイザーに確認する。そしてノウハウを蓄積すれば会社としての体質が強くなると

考えています。

 

うれしかったのは、ちょっと私がお手上げだった、ある農業生産法人の予想損益計算書を作ってくれた

人がいます。もともと農業法人に興味をもってやりたい!という希望をもっていたそうです。

来月に、ある投資家と話しをすることになっています。楽しみです。アルスはやりたいことをやれる

会社でありたいなと考えています。そういえばたくさん社長を作る会社ということも言っていました。

新しい別会社でも作りますかね。

- | 06:59 | comments(0) | -
不思議な出会い、不思議なご縁を大切にしよう

昨日は、4月からやる特別養護老人ホームの開所式に参列してきました。素晴らしい施設ですね。

川崎市が持つ土地を使って、コンペをやったそうですが、見事私どものお得意様が指名された

そうです。35年にわたって、神奈川県で介護事業を展開し、今や160以上の事業所を展開される

までになっているそうです。その実績はすごいですね、どんな御苦労があったのだろうかと、

思いを巡らせます。

そんな実績のあるお会社ですが、今までやってきたことに安住せずに。食事の方もさらに進化させ

ようと、私どもの会社を探してきていただきました。私どもの会社は、まだまだ小さな会社ですが、

こんな大きな立派な会社がどうして?と思うくらいに、どういうわけか私どもを探し出しておつき

あいが始まることがあります。実はそんなお得意様ばかりです。

今回は、再加熱カートとアルス・ケータリング・システムを使った、ニュークックフリーズシステム

(世の中ではニュークックチルと言っていますが、私どもはニュークックフリーズと言っています)

への挑戦です。ご一緒に新しいものを作り上げていけたら素晴らしいですね。

 

 ずらっと並んだ再加熱カート。圧巻です。

 

午後に、これからやる、全社員教育(パートさん含む全社員教育、昨年までのパート研修)の内容

を打ちあわせました。素晴らしい案が出てきました。パートの皆さんも聞いて感動してもらい、

行動が変わってくれたらうれしいですね。

研修内容をちょっと披露すると、テーマは「頭は主語が分からない」…さすが心理学を学ばれた先生

です。どんな研修になるか楽しみです、期待してください。

頭は主語が分からないという話を聞くと、私が昔、読んだ本のことを思い出します。「こんなことも

できないのか?馬鹿な奴だな?出来が悪いな?」などの愚痴やボヤキやマイナスの言葉をいっていると、

「お前は頭が悪い、あいつは出来が悪い…」などといっているのですが、お前とかあいつとか、主語

がないので、自分の頭は、自分自身をバカな奴だ、出来が悪いと認識してしまい、常にマイナス発想

の人間に自分自身がなってしなうという話です。

マイナスのことは聞かない、見ない。言わないが行動指針にいれていますが、それは聞くだけで自分

自信がマイナスになってしまうからです。

 

夕刻に、私どもが借りようとしている食品工場の紹介者であり、コンサルの人とお会いしました。

どんな調理師やパートさんが必要なのかというと、調理師さんは一切いらない、パートさんも調理補助

などをやった人は一切いらないと言われます。

病院や施設の調理師さんが作ったレシピを再現することが仕事なので、それを工場の人がいじっては

いけない、こうしたらもっと良くなるなどいじると工場仕事ではなくなると言われます。調理師の

レシピを工場仕事の調理マニュアルに落とすことと、始めの業務の組み立てをはかることができれば、

未経験者の方が良いとのアドバイスをもらいました。

私どものオリジナル完全調理済食品と合わせ、やれることが広がります。まだ、何も決まっていない

のに、工場事務長候補も勝手に決めました。先走りです。楽しみが広がります。何と、大手のお客様も

紹介いただけことにもなりそうです。ありがたいことです。

今日起ったことは、全部不思議なご縁から始めりました。それがまたどんどん広がる予感です。

- | 07:33 | comments(0) | -
やせ我慢も時には大事です。

昨日は、新入社員の研修の日でした。私に割り振られたのは、会社の理念や行動指針などです。

20年やってきていると、いろいろなものを作ってきているので、いろいろなことを話すことに

なります。

昨日は、総務のメンバーがビデオをとってくれていました。遠隔地のオープンも増えていたり、

パートさんが入れ替わり入ってきてくれているので、その人たちにも随時みられるようにして

くれるようです。いろいろなアイデアを出してくれて自主的に進めてくれてうれしいです。

私の話は、雑談であっちこっち飛びますね。昨日は、2025年問題は、2035年問題だという話を

しました、2025年には団塊の世代が後期高齢者に入り、医療費の増大、年金制度などの維持困難

等が言われていますが、介護をやっている人に言わせると、75歳はまだ元気、団塊の世才が85歳

になる2035年が大問題だと言います、今でも高齢者の7割はひとり暮らしをしているが、要介護者

も増え、反対に介護の人手不足が深刻になる。てんてんとした田舎でひとり暮らしをしている人

などは誰も面倒見れなくなり、孤独死がもっと多くなる。いずれ、田舎で自分の家で一人で余生

を、などというのは社会悪になってくるかもしれない。などといった話をしました。

どんどん世の中は変化してくる。どう変化対応をしていくのか、変化を見ていかなければなりません。

一昨日に、大手証券会社がリース会社参加の大手優良老人ホームチェーン(32棟、2726室)

が買収したという速報がありました。時代もマーケットも揺れ動いています。大会社が介護を

やる時代になる、と何年も前からいっていた人がいました。日本の介護運営は世界に冠たるすば

らしいものですが、それを世界に展開するには、ナショナルやソニーといったブランドや大きな

資本力がいるからという話でした。今や日本もそれらの会社と並んで、大手損害保険会社や証券会社

が介護を運営するようになっています。揺り籠から墓場まで、生活全般にわたるマーケットをどう

押さえるか、縮んでいく日本のマーケットで生き抜いていくために、大手も必至ですね。

ここもどうなっていくのか、我々は時代とどう向き合うのか、よく考えていかなければなりません。

 

4月の運営開始、献立変更に向かって、いろいろ足りなかった不足していた調理師さんも決まり、

ピースが埋まってきました。まだ、契約などがしっかりしていないで結べていないところがあり、

気を揉みます。特に、契約の業務区分の献立作成業務が、強引に私どもから施設に移ったところが

あります。私どもが責任を持てないのに、金額だけはこちらに責任を持てなどといってくるところが

あります。私ども委託側に対して赤字を生じさせておいて、それを補うとか、解消するだとか、

何も手をうってこない。理事会で決まった金額だから変えられない、などと自分たちの論理をふり

まわして知らん顔。こんな考え方をするところは、委託側のことを何も考えていない、優越的地位

の濫用のモデルケースだから、即刻契約解約して赤字分の補填や、それに伴う費用を請求しろ!

と言っています。これは金額の問題ではなく、考え方の問題です、筋が通らないことは後々問題

になるからするな!ということです。断じて長いものにまかれるようなことはしないというこころ

の欣司です。やせ我慢かもしれません。

 

 

- | 06:15 | comments(0) | -
入社式で過去を振り返りました。

昨日は、新入社員の入社式を行いました。3人の新卒の方が入社をしてくれました。うれしい

ですね。毎年こうやって新人の人の採用を続けていくのは。会社をつくる土台になってくる

と考えます。

私は、丁度今年が創業20年になるので歴史を振り返る話をしました。

20年前に創業し、始めて受託したのは東京の中堅病院で創業後ほどなく受託した食品工場

から運びました。その時院外調理でも初めて食事療養費が認められることになりました。

ですから、私たちは民間で初めて、クックチルによる院外調理を実施した事業者ということに

なります。努力と苦労を重ねましたがなかなかうまくいかず、10年前に大きな作戦変更し、

大きな事業所はクックサーブに戻し、比較的小さな事業所は、クックフリーズによるファブ

レスのアルス・ケータリング・システムに舵を切ったのでした。

私どもは、患者給食の新調理でフロントランナーでいる、という目標を立てていますが、

創業当初からフロントランナーとして、先頭集団を走ってきたのです。

クックチルによる院外調理は、今も私たちの事業所をサテライトと呼んでいることに残って

います。セントラルキッチンは閉鎖をしましたが、クックサーブに戻した事業所にも、創業

当時抱いた、センター⇔サテライト方式あり方を考え、いずれはこうなる、こうする!という

姿を忘れないためです。また違う風が吹いてきました。

 

もう一つの20年は、私たちの心構えのことです。20年前の創業時に、ある本にこれから大事な

ものは、「おいしい食事と気の合う仲間との楽しいおしゃべり」ということがのっており、本当

にその通りだと納得したのでした。そして自分たちのコーポレートアイデンティティーとして

「幸せの半分は食卓にある」ということと決め、食事を通してお客様の喜びを実現していこう

と考えたのでした、それをされに発展させ、5年前から「ハッピーダイニング」と言っています。

お客様に喜んでもらえるように、それだけではなく働く仲間が幸せになれるように、そして

何よりも自分が楽しくなければ、いい仕事にはつながらないという思いです。お客様・仲間・

自分が三位一体で喜べるような「ハッピーダイニング」を作っていこうと言っています。

昔からのことを振り返るいい機会になりました。また、皆さんと一緒にいい仕事を作っていきま

しょう。

 

 写真が間にあわなかったので、イラストで失礼。

 

事業所責任者会議と、それに続いて栄養管理にかかわるミーティングをやりました。

患者給食はなかなか難しい、委託側と受託側は根本的に考え方が違います。それをどうやって

摺り合わせてお互いが納得する落としどころを探ることになりますが簡単ではない。

私のやり方は、会社対会社の取り決めなので、現場同士でやらないで経営判断できるところで決める。

お金をつかさどっている経営レベルに問題をあげる。具体的には、私どもの言い分をペーパーに

して提案する。ペーパーにしなければ上には伝わっていきません。

それと、何かあった場合は、必ず関係者が意見を持ち寄ることです。過去の経緯を確認し、

他の事例を参考にし知恵を集めることです。一人で突っ走らないことです。お互いの人間がやって

きたことです、双方が話し合いで必要ないと考えたのか、双方が気が付かなかったのか、いずれに

せよ双方の問題です。一方的な話ではないはずです。何でもバランスが大事ですね。

- | 07:13 | comments(0) | -
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